TNR No.15 アメちゃん

2010年7月30日（金）保護、
翌7月31日（土）リリース。

アメちゃん（男の子）です。



名前の由来は、アメリカンショートヘア風、から来ています。

アメちゃん、とっても綺麗なぐるぐる巻き模様です。
クラシックタビー。

私は良く知らないのですが、アメショって良く見かける銀色以外にも茶系もいるみたい？
アメちゃんは、もしかしたらアメショ。
もしかしなくても、近い先祖にアメショがいることは間違いないです。
この付近で唯一のクラシックタビーの持ち主です。


でも全然ぐるぐる巻きが見えないのは。



アメちゃん、傷だらけです。
真菌感染が広がっている群れ。
アメちゃんはセミレギュラーなので、寝床は共にしていないはず…
真菌なのか、喧嘩傷なのか、虫刺されを悪化させたのか。

本猫はいたって元気なので、
投与した抗生物質で落ち着くかどうか見守っています。



野良猫は、自由だ、
とか。
ひなたぼっこしている野良ちゃんが可愛い、
とか。


野良猫が幸せなわけなんてないってこと、
保護に関わったことある人なら知っていることです。
でも、関わったことない人に、本当に伝わっているかというと、
やはり周知は遅れていると感じます。


ちぃちゃんの保護主は当初、
「自然に帰すのがイチバンな気がしてきたので、元の場所に戻す」
って言っていました。
私が梅松を拾ったときも、
「元の場所に戻したほうが猫も幸せじゃない？」
と色々な方からいわれました。


野良猫が、まともな死に方、できるわけないじゃない。


正直、私もトラップに引っかかるまでは、
こんなに傷だらけだって分かりませんでした。
2,3日に1回は必ずあっていたのに、
全く見えなかった傷です。


アメちゃんは人間に愛されて生み出された血を持つのに、
こんな東京の片隅で、傷だらけです。


私は学が薄いので、
こういうとき、どう言葉にしたらいいのか全く分かりませんが…
それでも、
アメちゃんの過酷で、常に戦いの日々で、
守れってくれるものなんていない野良猫生の中で、
私のあげたご飯の味が、
少しは楽しかった記憶になってくれればと祈るばかりです。



今日、入院してもらった野良ちゃんがいます。
そのこのことはまた後日。


****************
家族募集の詳細はこちらから。

****************
いつものです。1ポシお願いします。



もしかしたら今頃外で震えていたかと思うと、涙出る。
****************